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【ニュース】新サークル部室棟 今春工事着手 ~応急仮設寄宿舎が仮拠点に~

 川内北キャンパスにある新サークル部室棟(新サ棟)が今年度中に改修工事に着手することに決まった。それに伴い、現在新サ棟に部室を持つ団体に向けた説明会が先月27日、川内北キャンパス講義棟C200教室で開かれた。




 説明会には、各団体の代表者のほか、本学学友会の総務部長を務める小田中直樹教授、本学学生支援課の担当者、部室配分を取り仕切る作業部会に所属する文化部、体育部、報道部のメンバーが参加。小田中教授や体育部常任委員会の担当者から説明を受けた後、各団体からの質問に小田中教授や支援課が回答した。

 新サ棟は、建築から20年ほどが経過しており、老朽化対策や設備の更新を急ぐ必要が出てきた。そのような中、川内北キャンパス西側にある応急仮設寄宿舎が、震災による供用を終了した。これにより、一時的な活動拠点を大量に確保できることとなり、予算の確保も相まって、今回の改修工事の着手につながった。

 今回の改修工事では、①各部屋の床・壁面の塗り替えと貼り替えまたは修理②通路・階段・トイレの床・壁面の塗り替えと貼り替えまたは修理③シャワー室の集約と全面改修④ガス式暖房器具の全面更新⑤照明のLED化―を予定している。予算の関係等により、外壁の工事や間取りの変更はされない。

 工事を請け負う事業者の契約が3月にあることから、工事はそれ以降に実施、長くても11月までには完了となる見込みだ。それまでの間は、「川内サークル部室棟Ⅱ(部室棟Ⅱ)」に名称を変更する応急仮設寄宿舎を仮の活動拠点とする。

 そのため現在新サ棟を活動拠点にする団体は、3月半ばまでに拠点の移転をしなければならなくなった。小田中教授は「急な話になり申し訳ない」と陳謝した上で、移転の準備等の支援を行っていくことを表明。移動させる必要のある大きなものについては、大学の負担で業者を頼み、搬出入と運搬を委託する方針になったことを説明した。

 移転先となる応急仮設寄宿舎には、部室用の部屋が64室と倉庫が8室ある。新サ棟は80近い団体が利用しているため、全団体に1室ずつ割り当てることができない。そこで作業部会が、使用状況や移転に関する希望をアンケートでとることになった。アンケートは今月17日で締め切られており、これを基に、今月中に配分が決定する見通しだ。(決定した配分はこちら

 なお、仮の拠点として利用した後の応急仮設寄宿舎は、現在部室を持たない団体を中心に「部室棟Ⅱ」として開放される見通しだ。配分は、新サ棟の工事終了後の部室の配分と併せて、今回の配分調整と同様に作業部会を通して決定する予定だ。

 全団体に向けた説明会を今月29日に行い、そこで仮拠点としての応急仮設寄宿舎の配分を決定したい考えだ。小田中教授は「作業部会で新歓のことも考慮に入れてほしいとの声があり、移転を前倒しで実施する。物品整理を早めにしてもらい、円滑に進められるようにお願いしたい」と呼びかけた。
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