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東北絆まつり開催 ~6県の祭り 一堂に会す~

 東北絆まつりが先月10日、11日の2日間にわたって行われた。西公園にあるメインステージを中心に市内全体でさまざまな行事が催され、大きな盛り上がりを見せた。仙台市内に屋台が出店されたほか、一番町商店街に七夕飾りが施されるなどのイベントも催された。




 東北絆まつりは今回が初開催。東日本大震災が発生した2011年に、東北地方を活気づけるために始まった東北六魂祭の後継として開催された。東北六魂祭は東北6県の県庁所在地6市が各市の祭りを一つの場所に集めるイベント。昨年までの6年間で、東北6県の各県庁所在地で開催された。そこで今年からは東北絆まつりと名前を改め、仙台市で第1回が行われた。

 11日には六つの祭りが参加するパレードも行われ、仙台市内を彩った。パレードに参加した祭りは青森ねぶた祭、秋田竿橙(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりだ。パレードでは出演者総勢約1200人が太鼓や笛などの鳴り物と共に市内を行進。秋田竿橙まつりで披露される、巨大な竿橙を操るパフォーマンスも行われるなど、街道の観客を大いに沸かせた。

 10日に行われた開祭式では、東北絆まつり実行委員会会長の奥山恵美子仙台市長が挨拶を行い「東北絆まつりを通じて東北に魅力と元気、そして復興に向けた思いを全国に発信して行きたい」と語った。続けて同委員会委員長の鎌田宏仙台商工会議所会頭は「この祭りを足掛けに参加祭の本祭にも足を運んでほしい」と話した。

 仙台での東北絆まつりは2日間で45万2千人を動員。東北の絆を強く感じることができるこの祭りは大盛況のうちに幕を閉じた。東北絆祭りは来年以降、残りの東北5県で行われる予定になっている。
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