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【新入生向け】初めてでも分かる市営バスの乗り方

 仙台市中を縦横無尽に走行する仙台市営バス。「日本一複雑な路線」と言われることもしばしばで、一歩誤ると島流しを食らってしまう。家に向かうはずが気付けば小旅行……となってしまう前に、ここで市営バスの路線を簡単に紹介しておきたい。特に、仙台駅を中心にして一般教養科目を修める川内キャンパス周辺の路線に絞って案内していこう。




① 八幡町エリア

 市営バスが交通網の核となる八幡町エリア。大学病院沿いの県道に並ぶバス停は仙台駅側から「八幡一丁目」、「龍宝寺入口」、「大崎八幡宮前」と続く。また、県道と並行する中島丁を走る「尚絅学院前」、「宮城一高前」、「八幡三丁目」バス停などもある。

 仙台駅西口バスプール10番バス停を出発する折立、愛子、作並方面へ向かう路線、または15‐1番バス停を出発する南吉成、貝ヶ森、国見ヶ丘方面へ向かう路線に乗れば、八幡町で下車できる。運賃は230円。

 仙台市営バスを「日本一複雑」と言わしめる理由の一つに、終点は同じでも経路が異なることがある。10番バス停発の「折立・西花苑」行と「茂庭台・生出橋」行は経路が二つあり、「西道路」経由に乗ると八幡町に停車しない。

 ここでポイントとなるのが、バスの車体横にある経路案内の表示。そこで、「大学病院」や「大崎八幡宮」と記載されたバスに乗れば、間違いなく目的の八幡町にたどり着くことができる。市営バス攻略のテクニックの一つだ。

② 三条町エリア

 ユニバーシティハウス三条、三条Ⅱ、三条Ⅲが並び、如春寮もある三条町エリア。寮や宿舎の最寄りバス停は「三条町」だ。仙台駅西口バスプール9番バス停を出発する899系統「子平町→北山循環」、または999系統「北山→子平町循環」に乗車する。運賃は230円で、循環線に乗れば必ず停車する。

 また、地下鉄北仙台駅と川内キャンパス最寄りの川内駅を結ぶ70系統のバスも、「三条町」を経由する。運賃は180円。八幡町も経路に含まれ、「牛越橋」から同系統を利用できる。

③ 八木山エリア

 青葉山キャンパスに近く、地下鉄東西線開業で利便性が上がった八木山エリア。「八木山動物公園駅」を起点に仙台市街や長町方面に向かう路線が運行し、ショッピングや食事での外出に便利だ。川内キャンパス直通の便はなく、青葉山キャンパスで停車する便も本数が少ないため通学は東西線を利用するとよい。

 路線案内は以上だ。まずは近くのバス停を確認してみよう。また、宮城交通は高速バスを含め、宮城県内全域に路線網を展開している。さらに東北大キャンパスバスは、1時間に1本、無料で各キャンパスを巡回する。

 最後に、とっておきの情報を教えよう。市営バス車体前面の行先案内表示の系統番号に注目してほしい。「S○○○」のように、「S」が付いている路線は、すべて「仙台駅」が終点だ。不慣れなバス事情に困ったときのために、記憶に留めておくとよいかもしれない。
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