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「学都仙台を支えた『天財』展」開催中 ~本学と斎藤報恩会に関する資料を展示~

 「学都仙台を支えた『天財』展」が9月30日から12月27日まで本学片平キャンパス内にある東北大学史料館で開催されている。東北帝国大学をはじめ、宮城県さらには東北地方全体を様々な側面から財政的に支援してきた、斎藤報恩会についての資料が展示中だ。また、11月11日から12月27日まで仙台市博物館でも、斎藤報恩会の寄贈品の展示が行われている。こちらは古文書や絵図が主となっている。




 2015年をもって事業を終了した斎藤報恩会についての活動記録や歴史的資料が東北大学史料館に寄贈されたことから、今回の展示が実現した。

 宮城県の大地主であった斎藤家の当主、斎藤善右衛門は自分の持つ莫大な財産を「天財(天から与えられた財産であり、独占してよいものではない)」と考え、地元の発展のために使おうと考えた。そうして設立されたのが、財団法人斎藤報恩会である。

 斎藤報恩会は宮城県内の帝国大学であった東北帝国大学にも多くの財政援助を行った。狩野文庫の購入や農学部設置に関する支援など、多岐にわたる。そうした斎藤報恩会が援助した研究内容や配分金、組織の運営にかかわった人々の資料等が展示されている。

 本学学術資源公開センターの曽根原理助教は「東北大学は様々な支援を受けて成り立っている。多くのつながりの中で運営されていることを知ってほしい」と話す。学都仙台を作り上げるために多大な援助を行ってきた斎藤報恩会。ぜひ展示を見て斎藤報恩会についての見識を深めるのはどうだろうか。

 開館時間は10時から17時。休館日は土日祝日。
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