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防災の日 防災フェスタ開かれる ~過去から学び未来へつなぐ~

 防災フェスタ~過去から現在、そして未来へ~が、6月14日に川内北キャンパス厚生会館前で行われた。このフェスタは東北大生協学生委員会(おおわん)が主催し、6月12日の防災の日にちなんで行われた。




 会場では防災に関係する多くのコーナーが設けられた。防災グッズの展示コーナーでは、災害時の備えとして持つべき防災セットの紹介が行われた。展示品の多くは大学生協の購買で取り寄せられるという。ほかに、非常食の試食コーナーや回答すると景品がもらえる防災クイズのコーナーも設けられ、各人の興味に訴えかける形で学生の防災意識を喚起した。

 また、震災当時の東北大学の様子を撮影した写真の展示もなされた。震災による痛ましい被害の様子を伝えることを通じて、学生たちに災害が他人事ではないということを再認識させた。

 東北大生協学生委員会の畠山遼さん(工・2)は、今回のフェスタの目的について「防災と被災地支援という東北大学生協の掲げる目的の一環として、学生たちに防災意識を持ってもらうこと」と語った。以前行った震災に関する講演ではあまり多くの学生を集めることができなかったと振り返る畠山さん。学生に防災意識を持ってもらうために大切なのはまず催しに足を運んでもらうことだと考え、今回の防災フェスタでは親しみやすさを考慮に入れて展示内容を決定した。また、「過去から現在、そして未来へ」という副題については、震災を風化させることなくその被害から学び、現在できることを考えて未来へつなげていくという意味を込めたと話した。

 今回の防災フェスタは震災という過去から学び、未来に起きうる災害への対策を考える機会を提供した。フェスタを訪れた学生たちは、さまざまな展示を通じて現在自分たちにできることを考え、防災意識を高めた。
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