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あねっこ東北 東北唯一の「ユニドル」 ~UNIDOL大会で健闘~

 広いライブ会場、サイリウムを振り上げ熱狂する観客、ステージ上でハイレベルなダンスを披露し競い合う「ユニドル」たち―― 。今年2月に東京で行われた、大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦『UNIDOL(ユニドル)2015-2016 Winter』。全55チームものエントリーの中、東北地方から唯一出場したチームがある。「あねっこ東北」だ。


 「あねっこ東北」のメンバーは取材した3月時点で6人。うち3人は本学の学生だ。〈赤べこレッド〉あーちゃん、〈ももピンク〉きょん、〈ずんだグリーン〉りさりさ、〈津軽海峡ブルー〉ほりり、〈いぶりがっこイエロー〉さゆりん、そしてリーダーの〈ぶどうパープル〉さやぴ、と本物のアイドルさながらにメンバー全員が担当カラー・担当県を持っている。

 6人はもともと東北の女子学生コミュニティ「epi(エピ)」のダンス部仲間。本学や宮城学院女子大学の文化祭でのダンス発表をメインとして活動している「epi」ダンス部だが、リーダー・さやぴが関東の友人から『UNIDOL』の話を聞いたことをきっかけに、部員の中から『UNIDOL』出場を目指すメンバーを募った。

 こうして2015年10月に「あねっこ東北」が発足した。「あねっこ」とは東北弁で「女の子」という意味。東北地方唯一のチームという個性を活かせるように考えられたネーミングだ。


 『UNIDOL』関東予選では一度敗退してしまったものの、得られたものは大きかった。敗者復活戦からの本戦出場を狙い、セットリストやMCを練り直し、SNSを活用して「あねっこ東北」の名前を広めるなどメンバー全員で努力を重ねる。学業やバイト、就活で忙しい合間を縫い、公園や貸しホールに集まっては日々練習に励んだ。迎えた敗者復活戦本番、惜しくも本戦出場には届かなかったが、反響は大きかった。

 



 3月22日に青葉区本町のライブハウス・SpaceZeroで「epi」が主催した「東北ミスキャンパスコレクション」のステージを境に、あーちゃんが就職のため卒業。きょん、さゆりんの2人も就活のため活動を休止することに。

 そして4月7日に新メンバー・〈つや姫ホワイト〉うーちゃんが加わり、新体制となって再スタートを切った彼女たち。リーダーのさやぴは「東北では関東に比べて『ユニドル』の認知度は低い。私たち『あねっこ東北』が先駆けとなって、東北に『ユニドル』文化を広めていきたい」と意気込みを語ってくれた。

 「あねっこ東北」では2期メンバー、マネージャーも募集中。気になった方は「あねっこ東北」のtwitterアカウントまで。

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