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【さぁくるどうでしょう】⑨―天文同好会

 車で仙台を離れ、松島は手樽公園に到着。目の前には、仙台では見ることのできない一面の星空が広がっていた。

 天文同好会は約100人の部員が在籍する大きなサークル。1年生で構成される執行部が中心となり、月数回の観望、観測を行う。部員同士で個人的に星を見に行くことも多いという。大学祭では活動で撮った写真を展示しているほか、各々が決めたテーマに沿ったプラネタリウムを上映している。 

 「このサークルには星を見るのが好きな人、星の写真を撮るのが好きな人など、星が好きなことを共通点とした数多くの人が在籍している」。そう語るのは、部長を務める天野領太さん(工・1)。天文同好会は大学祭で代替わりとなり、天野さんは1年生でありながらサークルをまとめている。

 天野さんは天文同好会の魅力として、特別な技術や知識が必要ないことを挙げる。高校で天文系の部活に所属していた人はわずかで、必要なのは星が好きなことだけだという。「実際に活動をしていく中で、自分のやりたいことが見つかる」と天野さん。

 今回は2回に渡って活動に参加した。1回目はふたご座流星群の観望だ。仙台では街の光で星が見えないため、松島の手樽公園へ移動する。車ですぐに観望地へ移動できることは、東北大学の魅力の一つだという。

 目的地に到着すると、見える星の数に驚嘆した。仙台の街中では点々としか見えていなかった星が、ここでは一面に広がっていたのだ。「自分も初めて見た星空には感動した」と天野さん。一同で空を見上げ、流れ星を待つ。ちらほらと現れる流れ星に「おっ、流れた」と反応し、一際明るい流れ星を見ると、大きな歓声があがった。

 2回目の活動では、南三陸町の神割崎という場所で新月期観望を行った。星を見る際は周囲の明るさが非常に重要になり、新月の夜は星が一番よく見える。しかし、この日はあいにくの悪天候。雲の少なくなる深夜まで待ち、到着からしばらくして観望を開始した。冬の代表的な星座、オリオン座やおおいぬ座などが見えた。雲の切れ間から見え隠れする星空もまた一興だ。

 気温が氷点下となる冬の寒空。体が凍るような寒さであったが、冬の澄んだ空気で見る星空には、今まで経験したことのない感動を覚えた。天文同好会、どうでしょう。




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